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【完全ガイド】ボロボロな車でも買取できる?損しないための知識と実践法

【完全ガイド】ボロボロな車でも買取できる?損しないための知識と実践法

車が古くなり、ボディに傷やへこみが目立ち、エンジンの調子も悪い——そんな「ボロボロ」の状態になった車を前に、「これはもう売れないだろう」「処分するしかない」と感じてはいませんか。

実際、走行不能や事故歴のある車、車検が切れて長期間放置されている車であっても、専門の買取業者を通せば値が付くケースは少なくありません。多くの方が「売れない」と判断してしまう車にも、部品価値や資源価値といった視点で見れば、まだ市場での需要があるのです。

本記事では、「車 買取 ボロボロ」というテーマに基づき、状態の悪い車を少しでも高く、そして確実に売却するための実務的な知識と手順を解説します。買取の可否や価格の決まり方、業者の選び方、よくある注意点などを具体例とともに整理し、損をしないために今できることをお伝えします。

「売れない」と諦める前に、まずは正しい情報を得て、行動に移す第一歩を踏み出しましょう。

ボロボロな車は売れない?その不安に答えます

ボロボロな車は売れない?その不安に答えます

「見た目がひどくて動かない車に、買い手がつくはずがない」——そう考えてしまうのは、ある意味自然なことです。多くの人が、車の価値を「走行可能で見た目もきれいなこと」と結びつけており、それ以外は“価値ゼロ”と感じてしまう傾向にあります。

しかし実際の買取現場では、見た目や走行の可否だけで価値が判断されるわけではありません。むしろ、走らない車であっても、再利用可能なパーツや金属資源としての需要があれば、きちんと価格がつくケースが多く存在します

特に近年では、以下のような背景から「ボロボロの車」にも一定のニーズが生まれています。

  • 海外市場における中古部品や日本車本体への需要の高まり

  • 環境対策や資源循環の一環として、車のリサイクルが促進されている

  • 国内においても、整備工場や部品業者による“部品取り車”としての活用

こうした理由から、たとえ事故車や長期間放置された不動車であっても、買取対象となることは十分にあり得るのです。

つまり、ボロボロな車を手放す際に最も避けたいのは、「売れない」と自己判断してしまうことです。正しい知識をもって適切な業者に相談すれば、処分費用をかけずに、むしろ金銭的なメリットを得られる可能性があるのです。

ボロボロな車とは?具体的な定義と査定対象の範囲

ボロボロな車とは?具体的な定義と査定対象の範囲

「ボロボロな車」とは、主観的な表現であるため、人によって想像する状態は異なります。しかし、買取業者の視点ではある程度明確な基準があり、買取可能な車とそうでない車を見極めるポイントも存在します。

ここではまず、「どのような車が“ボロボロ”とされるのか」、そして「そのような車でもどこまでが買取対象になるのか」を具体的に解説します。

外装・内装に明らかなダメージがある車

  • 大きなへこみや深いキズがある

  • ドアやバンパーが破損している

  • 塗装が大きく剥がれている

  • シートの破れや内装の汚れ・カビ

このような外観の状態が悪い車も、買取対象になります。特に部品単位での再販を行う業者にとっては、見た目よりも中身のパーツが重要視されます。

走行に支障がある、あるいは完全に不動の車

  • エンジンやトランスミッションが故障して動かない

  • 長年放置されていてバッテリーが上がっている

  • タイヤがパンク・劣化し、移動できない

  • 車検が切れている、ナンバーがついていない

こうした車でも、レッカー車による引き取りが可能な業者であれば、問題なく買取対象に含まれます。動かない車は価値がないと思われがちですが、内部の部品や金属資源の価値は依然として残っています。

事故歴・修復歴のある車

  • 大きな衝突事故によって骨格がゆがんでいる

  • フレーム修正歴がある

  • エアバッグが展開している

  • 修復歴ありの記録が残っている

こうした事故車もまた、「修復歴車専門」の買取業者にとっては、貴重な部品供給源です。中古パーツ市場では、車種や型式が一致する部品に一定のニーズがあり、廃車にするよりも高値で取引されることもあります

このように、“ボロボロ”だから売れないとは限らないのが、現代の車買取市場です。特に専門性の高い業者では、表面的な状態よりも「パーツの再利用性」や「輸出価値」「資源としての価値」に注目しており、その評価基準は一般の認識とは大きく異なります。

ボロボロ車でも売るべき理由とそのメリット

ボロボロ車でも売るべき理由とそのメリット

「どうせお金にならない」と思って放置されがちなボロボロの車。しかし、実はそのまま放置しておくことで損をしている可能性があることをご存じでしょうか。状態の悪い車であっても、手放すことで得られるメリットは数多く存在します。ここでは、ボロボロ車を売却するべき理由と、その具体的な利点について解説します。

1. 廃車費用をかけずに“お金”にできる

一昔前までは、状態が悪くなった車は廃車にするのが一般的でした。しかし現在では、無料で引き取るだけでなく、買取金額がつくケースも増えています

たとえば、以下のような価値が評価されることがあります。

  • エンジンやミッションなどの再利用可能な主要部品

  • 海外市場で人気のある型式の部品

  • 鉄・アルミ・プラスチックなどの再資源化材料

状態に関わらず、分解・リサイクルを前提とした買取スキームが整っているため、廃車費用を払うよりも、売却したほうが経済的です。

2. 保管しているだけで維持費や手間がかかる

動かなくなった車を駐車場や敷地内に置いているだけでも、自動車税や保険の支払い義務が残っているケースがあります。また、雑草の繁殖や周囲の景観悪化、近隣住民からの苦情など、物理的・心理的コストも意外と大きいものです。

  • 自動車税(4月1日時点で所有していると課税)

  • 自賠責保険や任意保険の更新忘れによるトラブル

  • 錆や腐食による環境リスク

売却してしまえば、これらの負担から即座に解放されます

3. 思わぬ高値がつくこともある

特定の車種・型式は、たとえ不動車であっても中古部品の需要が高く、部品取り車として高値で取引されるケースがあります。特に以下のような車種は要注目です。

  • 生産終了したモデル(部品供給が少ない)

  • 海外で人気の高い車(特定のSUVや商用バンなど)

  • 同型車を所有している個人・業者が探している場合

「スクラップ同然」と思っていた車が、想定外の価値を持っていたという例は珍しくありません。

これらのメリットを踏まえると、ボロボロになった車をそのままにしておくのは得策とは言えません。むしろ、「売れないかもしれない車こそ、まず査定に出す」ことが、もっとも賢い選択だと言えるでしょう。

ボロボロ車を売る具体的な手順とポイント

ボロボロ車を売る具体的な手順とポイント

状態が悪い車を売るとなると、「普通の車と手続きが違うのでは?」「どこに依頼すればいいか分からない」と不安を感じる方も多いかもしれません。しかし実際は、ポイントさえ押さえればスムーズに売却できます。ここでは、ボロボロ車をできるだけ高く、かつトラブルなく売るための手順と注意点を具体的に解説します。

ステップ1:ボロボロ車の「価値が分かる」専門業者を選ぶ

通常の中古車買取店では、外装や走行性能が重視されるため、状態の悪い車には適切な査定がされないことがあります。事故車・不動車・廃車専門の買取業者を選ぶことが、適正価格で売るための第一歩です。

  • 廃車専門業者(レッカー費用・手続き無料のところが多い)

  • 解体業者と直接取引できる業者

  • 海外輸出ルートを持つ業者(部品価値を正当に評価)

複数の業者から相見積もりを取ることで、相場感や高値で買い取ってくれる業者が明確になります。

ステップ2:必要書類を事前に準備しておく

手続きのスムーズさは、売却価格や対応スピードにも影響します。最低限、以下の書類を準備しておきましょう。

  • 車検証(自動車検査証)

  • 自賠責保険証明書

  • 印鑑登録証明書(所有者が個人の場合)

  • 所有者の実印

  • リサイクル券(※紛失していても再発行可能)

※所有者がローン会社などの場合は、名義変更や所有権解除の手続きが必要になることがあります。事前に確認しておくと安心です。

ステップ3:レッカー対応・引き取り条件を確認する

不動車やナンバーのない車は、自走できないためレッカー車による引き取りが前提となります。この際、以下の点を確認してください。

  • レッカー費用は無料か?

  • 日時の指定が可能か?

  • 書類手続きも代行してもらえるか?

多くの専門業者では、「レッカー無料・手続き代行込み」が基本サービスとして提供されています。ただし、地方や離島など一部地域では有料になるケースもあるため注意が必要です。

ステップ4:査定金額を確認し、契約書を交わす

業者が現地で車両状態を確認したうえで、最終的な買取額を提示してきます。このとき、「金額がつかないので無料引き取りに」と言われた場合でも、焦って即決せず、他社と比較検討することが大切です。

また、必ず書面での契約を行い、以下の点を確認しておきましょう。

  • 買取金額・振込予定日

  • キャンセル条件

  • 名義変更や廃車完了の報告書提出

信頼できる業者ほど、書類の透明性と手続きの丁寧さに表れます

このように、ボロボロな車の売却は一見ハードルが高そうに見えて、要点を押さえれば非常にシンプルです。むしろ、必要以上に悩んで放置してしまう方が、経済的にも心理的にも損をする結果になりがちです。

実際にボロボロ車を売った人の事例

実際にボロボロ車を売った人の事例

「本当にそんな状態の悪い車が売れるのか?」——多くの方がそう感じるのは無理もありません。そこで、ここでは実際にボロボロの車を売却した方々の具体的な事例を紹介します。リアルな体験を通して、売却の可能性やメリットを具体的にイメージしていただけるはずです。

事例1:10年放置された不動車が1万円で売れた(60代男性・静岡県)

「父親が生前使っていた車で、エンジンもかからず、タイヤもパンク。処分にもお金がかかると思っていたが、ダメもとで専門業者に連絡。査定に来てもらったところ、“金属資源としての価値がある”とのことで1万円で買取してもらえた。レッカー代も無料で、費用は一切かからなかった。」

ポイント:
このように、完全な不動車であっても金属スクラップや部品としての価値が認められる場合、プラス査定が可能です。古くても、処分せずに査定に出す価値は十分にあります。

事例2:事故でフレームが歪んだ車が“部品取り”として高値に(30代男性・東京都)

「事故でフロント部分が大破し、修理に100万円以上かかると言われた車。ディーラーでは“廃車しかない”と言われたが、事故車専門の買取業者に相談したところ、5万円の査定がついた。人気のSUVだったこともあり、“部品目的で需要がある”とのこと。」

ポイント:
事故歴のある車でも、車種や年式によっては部品需要が高く、思わぬ高値になることもあります。特に人気車種や生産終了モデルは要チェックです。

事例3:ボロボロの軽バンが東南アジア輸出で高評価(50代女性・大阪府)

「古くてボロボロの軽バン。廃車にするつもりで問い合わせたところ、“海外需要がある”とのことで3万5千円で買取してもらえた。輸出ルートを持つ業者ならではの対応で、手続きも全部代行してくれて非常に助かった。」

ポイント:
一部の業者は東南アジアやアフリカ向けの輸出ネットワークを持っており、国内では価値がつかない車にも査定が出るケースがあります。業者の得意分野を見極めることが成功の鍵です。

このように、ボロボロな車であっても、その状態・車種・業者の販路次第で、価値が生まれる余地は十分にあります。大切なのは、「どうせ売れない」と決めつけずに、一度専門業者に相談してみることです。

ボロボロ車を売る際の注意点と失敗しないための対策

ボロボロ車を売る際の注意点と失敗しないための対策

ボロボロになった車でも売れるチャンスがあるとはいえ、業者選びや手続きの不備によって損をしてしまうケースも存在します。ここでは、実際によくあるトラブルや注意すべきポイントを整理しながら、失敗しないための具体的な対策をご紹介します。

注意点1:無料引き取りを装って“処分費”を請求されるケース

悪質な業者の中には、「無料で引き取ります」と言いながら、後からレッカー代や処分費を請求してくるケースがあります。特に、相場を知らない高齢者や初めて売却する人が狙われやすい傾向があります。

対策:

  • 見積書・契約書を事前に確認する

  • 「本当に一切費用がかからないのか」を明確に質問する

  • 複数業者から相見積もりを取ることで価格と対応を比較

ポイント:信頼できる業者は、見積もりの段階で「費用が一切かからないこと」を明記しています。

注意点2:必要書類が不備で名義変更できない

書類に不備があると、名義変更や抹消登録がスムーズに進まず、自動車税の請求が残ったままになる可能性があります。特に、ローンが残っている車や親族名義の車などは要注意です。

対策:

  • 所有者名義を事前に確認し、必要な書類をそろえておく

  • ローン中で所有者が信販会社になっている場合は、完済証明と所有権解除手続きが必要

  • 書類手続きを代行してくれる業者を選ぶと安心

注意点3:契約書を交わさず口頭で話を進める

「とりあえず引き取ってもらったけど、いつまでも振込がない」「名義変更の完了連絡がない」など、書面での記録がないことによるトラブルも少なくありません。

対策:

  • 必ず契約書を取り交わす

  • 契約書には「買取金額」「振込日」「手数料の有無」「名義変更完了通知の有無」などの記載を確認

  • 契約後は、名義変更や抹消登録の完了証明を受け取る

注意点4:自賠責・重量税・リサイクル料の還付が受け取れない

廃車手続きにともない、条件によっては自賠責保険や重量税の還付が受け取れる場合があります。しかし、これらの金額を業者側が受け取ってしまい、ユーザーには還付されないケースも。

対策:

  • 還付金がある場合は、誰が受け取るのかを確認する

  • 「還付金込みでいくら受け取れるのか」を業者に明確に聞く

  • 還付対象となるかどうか、事前に保険会社・税事務所に確認しておく

このようなトラブルを防ぐには、「情報収集」「複数社比較」「契約書確認」という3つの基本を守ることが大切です。ボロボロの車であっても、正しい知識と準備があれば、安心・納得して手放すことができます

まとめ・次にやるべきこと

まとめ・次にやるべきこと

「ボロボロの車は売れない」と思い込んで、駐車場に放置したままになっていませんか? 本記事で解説したとおり、たとえ動かない車や外装がひどく損傷している車でも、適切な業者に依頼すれば価値を見出してもらえる可能性は十分にあります。

ポイントは以下のとおりです。

  • ボロボロ車専門の業者を選ぶことで、価値が適正に評価される

  • 金属や部品、海外輸出など多角的な観点で査定される

  • 書類の不備や契約トラブルに注意すれば、安全・確実に売却できる

実際に、多くのユーザーが「廃車にするしかない」と諦めていた車を、数千円〜数万円で売却できた事例もあります。重要なのは、“売れる可能性を知っているかどうか”です。

次にやるべき3つのアクション

  1. 現状の車の状態を確認する
     車検証の名義・自賠責保険・所有者情報など、手元にある書類を整理しましょう。

  2. ボロボロ車専門の買取業者に無料査定を依頼する
     ネット上には、事故車・廃車専門の一括査定サイトや、直接申し込みができる業者が多数あります。まずは2〜3社に相談することが最初の一歩です。

  3. 提示条件を比較し、納得できるところに売却を決定する
     「金額が出るか分からない」「書類が複雑そう」と感じても、丁寧に対応してくれる業者を選べば、全ての不安は解消できます。

「もう価値がない」と決めつけずに、一度行動してみてください。
その車には、まだ誰かにとって価値があるかもしれません。そしてその価値は、あなたの手元に“現金”という形で戻ってきます。

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