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整備記録簿がある車を売るとき、何を伝える?点検・交換履歴の整理方法
点検整備記録簿や修理の明細が残っているなら、査定前に内容を整理しておきましょう。「きちんと整備してきた」と一言で伝えるより、いつ、どこを、どのように整備したかを資料と一緒に示すと状況を説明しやすくなります。記録があることだけで査定額を保証するものではありませんが、車の履歴を確認する助けになります。
点検整備記録簿は、点検結果と整備の概要を残すもの
国土交通省は、点検整備記録簿を点検の結果と整備の概要を記録・保存し、車の維持管理に役立てるものと説明しています。売却時には「記録簿あり」とだけ伝えず、どの期間の記録が手元にあるかも確認してみましょう。
日付・走行距離・作業内容を一組にする

- 実施日:年と月まででも分かる範囲で
- 作業時の走行距離:記載がなければ不明とする
- 作業内容:点検、交換、調整など資料の記載に沿う
- 実施先:整備工場や販売店の名称
- 対応する資料:記録簿、納品書、領収書など
記入例は「○年○月/○万km/バッテリー交換/明細あり」です。これは履歴のまとめ方の例で、実際の整備実績ではありません。資料にない部品名や作業を推測して付け足さず、不鮮明な箇所はそのまま不明として伝えます。
見積もりと、実際に行った整備を混ぜない
交換を勧められただけの部品、見積書だけがある修理、すでに実施した整備は別々に整理しましょう。「エアコン修理の見積もりはあるが未実施」のように、現在の状態が分かる説明にします。過去に直した箇所でも今は異常がある場合、その症状も隠さず伝えてください。
中古で買う前の履歴がなくても、埋め合わせはしない
購入以前の記録が手元にない場合は、「自分が所有した○年以降の記録のみ」と範囲を明示します。すべての履歴がそろわないことと、一度も整備していないことは同じではありません。口頭で聞いた情報は、書類で確認できる履歴と区別して説明しましょう。
個人情報の扱いは、記録を切り取る前に確認する

資料には氏名・住所・連絡先が記載されている場合があります。公開SNSへの掲載は避け、査定に必要な範囲と引き渡し後の取り扱いを売却先へ確認してください。自己判断で記録簿のページを破ったり、整備内容まで塗りつぶしたりすると、履歴が読めなくなることがあります。
原本を渡すタイミングも決めておく
査定時に確認する資料、引き渡し時に渡す資料、自分の控えとして残す情報を分けておくと整理しやすくなります。車検証など売却手続きに関わる書類とは別にまとめ、必要なものを窓口へ確認しましょう。車の状態と記録が食い違うと感じた場合は、解釈を決めつけず資料を見ながら相談してください。

